この末期においてなお思い出す | 在這盡頭終於回想起 |
私だけが知っていた鳥の姿を | 只有我知道的鳥兒的身影 |
遥か遠き空のその何処よりか | 從遙遠天空的不知何處而來 |
風を従えて舞い降りた | 隨風翩翩落下的樣子 |
思えばはじめからお前はきっと | 仔細回想的話妳肯定從一開始 |
私を騙そうとしていたのだろう | 就想要騙我了吧 |
お前のあの目が悪戯めき笑う | 妳的那雙眼神中暗藏着調皮的嬉笑 |
若き日の私を誘うように | 像是要引誘那時年少無知的我 |
乞われるがままにその手を取った | 宛若同情我似的牽起我的雙手 |
――その始まりを悔やめようか――嗚呼 | ——那樣的開端真令人懊悔——啊 |
鳥よ 鳥よ そは空の何処 | 鳥兒啊 鳥兒啊 汝在天空的何處 |
この手引く先私を連れて行く | 請牽起我的手帶我一同前去 |
鳥よ 鳥よ 翼持つものよ | 鳥兒啊 鳥兒啊 身懷雙翅的妳啊 |
その姿 けっして忘れえぬもの | 那身影 絕對不會忘懷 |
わたしが見上げる限りに | 只要我還在仰望天空的話 |
お前は空を翔けてゆくのだろう | 妳就還會在那天空飛翔吧 |
流れる時さえも行く末知らず | 就連流淌的時間也不知何去何從 |
ならばこの身をして何を知りようか? | 那麼徒有這身軀又能知曉什麼? |
お前と過ごした日々のその中に | 和妳一同度過的每日中也有 … |